【Web】JP_Stripes (Stripe ユーザーグループ)in Fukuoka Vol.3参加レポート 1
【Web】JP_Stripes (Stripe ユーザーグループ)in Fukuoka Vol.3参加レポート 1
Stripeのユーザーグループである、JP_Stripesのミートアップに参加しました。
その様子を忘れないうちにレポートします。
内容は
- ・Stripeの紹介(初めての方向けから最新のアップデート情報)
- ・AmazonGoとトライアルキャッシュレス比較
- ・Office EN 永野さんによる事例セッション(ぼくがかんがえたさいきょうのすとらいぷ)
- ・株式会社ジーティーアイ 佐藤さんによる事例セッション(Stripe Payment 20180416 AYASHIKUNAI SUISYO NO URIKATA)
そもそもStripeって?
Stripeってなに?という方もいると思います。
自分は今回のミートアップに参加するまでそうでした。
Stripeとは簡単に言うと、オンライン決済のプラットフォームです。
詳細はStripe公式ホームページをのぞいてみるとわかりやすく書いているので気になった方は見てみるときっとこれは!と思うはず。
Stripeをスゴイと思ったところ
話を聞いていて、個人的にこれはスゴイ!と思ったことは、
- ・初回以降は決済完了までワンストップで良い
- ・ペーパーレスでスタート出来る
- ・トランザクションが無ければ利用料不要
- ・初期費用無料
- ・手数料最大3.6%
- ・多通貨対応(現在135ヶ国)
- ・定期課金対応
- ・クーポン配布機能有り
- ・主要カードブランド(VISA・Master・AMERICAN EXPRESSなど)に加えて、Apple PayやGoogle Payにも対応
- ・多くのCMSやECパッケージに対応
- ・不正利用対策もバッチリ
良いところが多く話を聞くのが精一杯なくらいで手元のメモでこれだけだったのですが他にもたくさんありました。
公式サイトをみるとそれがわかりやすく書かれていました。
不正利用対策に機械学習を導入
不正利用対策について話されていました。
機械学習を使って不正利用対策を日々進化させているそうです。
それがどのようにして行われているのか、アルゴリズムなどが公式サイトに完全ガイドとして載せられていました。
キャッシュレスがUXの向上に
キャッシュレスがUX(ユーザーエクスペリエンス)の向上に役立つという話がありました。
上記に書いた、決済完了まで初回以降はワンストップで良いというところがまずここに繋がるかと思います。
お問い合わせフォームなどでもそうですが、入力項目が多いとユーザーに対して負担をかけてしまいます。
入力項目が多いと、嫌な思い(めんどくさいなど)をしませんか?
ユーザーに嫌な思いをさせるということは離脱にも繋がっていきますし、購入されないということもあります。
離脱を防ぐことによって、販売側にも利点がありますし、購入側もスムーズに迷うことなく購入することが出来ます。
ユーザーにとって良い体験をさせることが出来ます。
Amazon GOの話
実際にAmazonGoに行った体験談を聞くことが出来ました。
AmazonGoは入店の際に、スマホをかざして入店しあとは好きな商品を手に取り決済はオンラインなので何も気にせず外に出るだけという夢のようなお店です。
外に出てしばらくすると、レシートがスマホに届くとのこと。
実験的にわざと商品をすばやく手に取ってみたり、板チョコなどの薄い商品を数枚手に取ったり、戻したり、わざと別の棚に置いてみたりしたそうですが間違いが無いそうです。
店内に複数台のカメラが設置されていてそれで感知しているとのことでしたが、そのカメラの視線などは全く気にならないとのこと。
実際にドリンクを1本だけ購入しに行った時は、入店から最短10秒程度で商品を購入して外に出ることが出来たそうです。
ちなみに商品の補充は店員さんがやっていたそうです。
朝急いでいるときにコンビニですごい行列ができていると買う気を無くしてしまったりすることがありますが、AmazonGoはそれを無くしています。
これは大きいと思います。
日本にはまだAmazonGoはありませんが、出来たら行ってみたいと思いました。
スーパーセンタートライアルの話
日本にAmazonGoは無いですが、福岡のスーパーセンタートライアル アイランドシティ店にキャッシュレスのお店があるとのことでこちらも実際に行った時の体験談を聞かせていただきました。
こちらは入店時には何もしないで良いそうです。出るときに決済する仕組み。
決済には専用のカードを作り、そのカードにお金をチャージして(現金チャージ)決済するそうです。
(ここでふと思ったのは、チャージの際に現金がいるのであれば完全なキャッシュレスとは言えないのかな??)
カートに専用のスキャナーがついており、そのスキャナーで商品のバーコードをお客さんが自分で読み込ませるという仕組みらしいです。
最後に決済前に店員さんが一応目視でチェックを行っているそうです。
完全にキャッシュレスとは言えないものの(そもそもキャッシュレスが目的では無いと思いますが)、混雑も回避できると思いますし、普段通りスーパーなどで買い物するのであれば、これはかなりありがたいのかもしれません。
1記事目のまとめ
StripeがCMSに導入できるということは割と簡単にECサイトを構築することが出来るということでもあると感じました。
過去にECサイトを運用する会社にいたことがあるのですが、そのときに大体壁にあたるのが決済方法でした。
ECサイト側の独自のものを使うと手数料が高かったり、決済できるカードが限定されていたり、使用不使用に関わらず月額料金を取られたりとなかなか導入自体も難しかったのを覚えています。
ですがStripeは聞いている限り、過去にぶつかった壁を取り払ってくれていると思いました。
利用する店舗の方もそうですし、購入するお客さん側にとっても良さそうです。
次の記事はOffice EN 永野さんと株式会社ジーティーアイ 佐藤さんによる実例紹介です。